2008年03月28日

奥田英朗「邪魔」

「最悪」の解説に載っていた「邪魔」。

でも、なぜか文庫本を置いてる本屋がなかった。「最悪」と「ウランバーナの森」はあるのに。

で、やっと見つけて読破。とくに下巻はあっという間に読んだ。

これも、「最悪」同様、3人の登場人物の視点で物語が進んでいく。でも最初からいろいろからみあってる。

夜遊びだけでなくオヤジ狩りもやってる明日が見えない高校生裕輔。

その裕輔の高校生グループにオヤジ狩りをされそうになって、逆に怪我を負わせた刑事・九野。

夫が当直中に会社で夫放火被害にあった主婦・及川恭子。それを九野が捜査。みたいな。

九野さんがカッコいいです。7年前に交通事故で妻を亡くしたせいで、ちょっと病んでるんだけど。

恭子の保ってきた日常がどんどん壊れていく様子が、細かく描かれていて、それが妙にリアルでありそうで怖かった。




で、最後、一番気になったのは、恭子の二人の子ども。
なんかそれを想像するだけで、やるせない。
posted by ひま at 00:58| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) |
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