2011年09月17日

ドラマ「それでも、生きてゆく」

ということで、夏のドラマは
始まる前に、重そうだけど、面白そうと思った
「それでも、生きてゆく」だけを
最初から最後までちゃんと見た。


公式サイト
フジテレビの公式サイトは1年ぐらいで、クローズしちゃうんだな。

で、

15年前、中2だった時に
小1だった妹を友達に、殺された洋貴(瑛太)と
その犯人・文哉の妹(当時は小5)双葉(満島ひかり)のお話。


重たいは重たいんだけど
淡々と丁寧に描かれているので
ズーーーンと暗くなることはなく
どちらかというと、たまに微笑ましいシーンもあったりした。
(特に二人のやりとりが)


内容が内容だけに
メッセージ性が強いということはなく、
見ているこちらも一緒にその人その人の気持ちに触れて
なんか、心に響いた物語だった。








で、ここからは、見た人向け。
見てない人には何がなんだかわからない。





とにかく、役者さんがみんな良かった。

主役の二人もだし、特に大竹さんがすごい。

特に5話の独白なシーンとか
ほとんど舞台な大竹さん。


あとは、みんな本気でつかみあい、殴り合いしてるよね?
みたいなところ。
(とくに10話の双葉の飛び蹴りは良かったよ。)



途中、文哉と双葉の母親は、実は違ったとか
えええ!と思う展開があったけど
(お父さん、再婚するの早くね?みたいな)

でも、それが、文哉が壊れたきっかけっていうことなのか。
単純に心が壊れてるとか、親の愛情が足りなかったからだとかではなく、
文哉が本当に最後まで壊れた人として
描かれていたのも、印象的だった。


ただ、どうしても、設定が
(中2が小学生を殺すあたり)
神戸連続児童殺傷事件を思い出してしまう。

でも、物語の中心は、あくまでも
その家族たちであって、犯人本人じゃない。

なので、どちらかというと文哉は
重松さんの小説の「疾走」にでてきた神父の弟を思い出した。

2回も読んだのに、ちょっと忘れちゃったけど
やっぱり殺人事件を起こしていて、反省はしてない
目ががらんどうで、主人公はその弟を見て、自分はそうなっちゃいけないという
エピソードがあった。(映画だとそのシーンがとても印象的。加瀬さんが弟役。)
そのがらんどうな目を文哉もしてたなー。

ちなみに「疾走」は、池袋の通り魔事件がモチーフになっているそう。
(小説には書かれてないけど、「世紀末の隣人」で知る。)


あ、話がそれた。


自分だったら、どうするか
どうしたかも考えさせられる。


割と重要なエピソードで、殺された妹・亜希が
フランダースの犬のネロは不幸ばっかりで死んじゃうので
どうしてこんなお話があるの?
ネロは生まれて来ない方が良かったんじゃないの?的な
質問をいろんな人にしているんだけど

思うに、悲しいお話も重いお話も
自分だったらどうするか

ひどいことをする人をどう思うか

そういう気持ちを育てるために
自分以外の人の立場を想像する力をつけるために
フランダースの犬も、このドラマもあるんじゃないのかなと
思ったので、書きとめてみました。



とりあえず、加害者家族を、己の正義感で糾弾する
元ご近所のおばさんは、かなりステレオタイプに描かれていたけど
でも、一番なっちゃいけない見本かも。


そして、ラスト。
双葉は、文哉が起こした2回めの事件被害者家族のために
生きていくことを決めて
惹かれあっていた洋貴と会わない決心をしつつ
お互い手紙を書くんだけど
これは、もう、届けない手紙なわけで
なんかもう、切なさマックス状態で終わってしまった。
(これ文通じゃないよね?と途中で気づいたので余計。)


最終回拡大でもなかったので、なんか余韻があるようでなかったのがちょっと残念。
オープニングもエンディングもなく全部本編に使った感じ。


もし、二人がこのまま
おじいちゃんおばあちゃんになっても一人だったら
その時に一緒になったらいいよ!

ってそれは、NHKの朝ドラ「おひさま」の満島さんの役だった。

朝ドラは、土曜日あるので
明日はがんばって見ないと。
和さんが何やら、不穏な空気をかもしだしているのです。

話がそれたまま終わり。



posted by ひま at 00:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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