「続・嫌われ松子の一生」というこの小説は、甥っ子笙とその恋人だった明日香の4年後のお話。
4年前、医大を受験し直すという明日香と別れた笙と明日香のそれぞれの生活が交互に描かれている。
笙は案の定、大学を卒業しても就職さえできなかった。このままでは、男・松子。というより、松子の方がまだ生活力あった。映画には描かれていなかったが(私もそれが疑問だったのだけど)、あの晩年の生活は、ソープ時代に稼いだお金でやり過ごしていたのだ。何はともあれ、自分のお金。
明日香の方は、元々聡明で着々と夢に進んでいる。新しい恋人もいる。しかも大病院の跡継ぎ。
笙は生きる道を見つけるのだけど、それは唐突なようでいて十分ありうる。
「嫌われ松子」自体が暗く重い空気を含んでいたけど、この小説は、希望とかなんだかそういうきらきらしたものが詰まっていた。(人によっては、青いって思うかも。)
あ、だからゴールデンタイム?
2006年06月25日
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