今週買った新刊。中学生が主人公の短編集。
重松さんの本はだいたい
・小学生が出てくる親子もの(特に親が40手前多し)
・中学生がでてくるいじめとか扱ったもの
・テーマ自体が生死なもの
に分かれるのかと理解している。
この本は真ん中なのね〜と思いつつ読み出す。吃音でうまく話せない国語教師がでてくるのは、重松さん本人も吃音で教育学部出身だからか〜と思いつつ。
泣く話ではないだろうと思っていたら、最初の「ハンカチ」からやばかった。帰りの電車で読んだ「おまもり」でもやばめ。
帰ってから、最後までまた泣きながら読んだ。
かつて中学生だった人(大人全員ですね。)、今、中学生の人、小学生(でも、高学年ぐらいから?)、教師、みんなに読んでほしいと思ったくらい。(でも、好き嫌いはあると思うけど)
村内先生がちょっと月光仮面みたいだけど(さすらっているし)。
2007年07月28日
2007年07月27日
吉田修一「悪人」
九州で保険外交員の若い女が殺され、土木作業員が逮捕された記述で始まる冒頭。
その被害者・佳乃、犯人・祐一の事件前、後の出来事を本人や周囲の人のさまざまな視点で語られる。
佳乃から見た祐一は、むしろ気持ち悪いぐらいだったのに、視点が違うと変わってくる。後半それがすごかった。思わず一気読み。
人間誰しも善と悪な部分を持っていると思うけど、100%善人はいないけど、100%悪人っているよな〜と思いつつ読んだ。
ネタバレじゃない範囲で書くと、バスの運転手さんの態度に泣けた。この人はいい人だ。
その被害者・佳乃、犯人・祐一の事件前、後の出来事を本人や周囲の人のさまざまな視点で語られる。
佳乃から見た祐一は、むしろ気持ち悪いぐらいだったのに、視点が違うと変わってくる。後半それがすごかった。思わず一気読み。
人間誰しも善と悪な部分を持っていると思うけど、100%善人はいないけど、100%悪人っているよな〜と思いつつ読んだ。
ネタバレじゃない範囲で書くと、バスの運転手さんの態度に泣けた。この人はいい人だ。
2007年07月26日
行きたい展覧会「男鹿和雄展〜トトロの森を描いた人。」
今日、駅のポスターで見かけた。
「男鹿和雄展〜トトロの森を描いた人。」
超行きたい。(超とか我ながらうざい。)
あのトトロの森というか木は久石譲さんの音楽とセットで超好きです。絵がもっともっと上手く描けたならそういう美術の仕事も良かったかもと最近思う。
でも、夏休み。超混みそう。
しかも7月28日の朝に特番あり。夏休みはもうダメそう。子どもに譲ろう。
でも作品的にはラピュタが一番好き。
「男鹿和雄展〜トトロの森を描いた人。」
超行きたい。(超とか我ながらうざい。)
あのトトロの森というか木は久石譲さんの音楽とセットで超好きです。絵がもっともっと上手く描けたならそういう美術の仕事も良かったかもと最近思う。
でも、夏休み。超混みそう。
しかも7月28日の朝に特番あり。夏休みはもうダメそう。子どもに譲ろう。
でも作品的にはラピュタが一番好き。
2007年07月25日
観たい映画「遠くの空に消えた」
関連記事を投稿すると試写会招待の映画「遠くの空に消えた」。(と思って書いてみたけど、この日程だと当たっても行けないかも。)
「GO」の行定勲監督のオリジナル作品。(私的には「GO」の監督。一般的には「セカチュー」?)そう監督が脚本を書いている作品。これは期待。
やっぱ脚本を書いてこそ、その監督の世界観がわかるというか。ついでに夏休みと都会から来た少年と田舎萌え〜の私です。
ちょっと大きくなった神木隆之介くんが超あいのりのISSYに似てます。どっちも好きです。
映画の公式サイト
劇場招待券があたるサイトもあります。
「GO」の行定勲監督のオリジナル作品。(私的には「GO」の監督。一般的には「セカチュー」?)そう監督が脚本を書いている作品。これは期待。
やっぱ脚本を書いてこそ、その監督の世界観がわかるというか。ついでに夏休みと都会から来た少年と田舎萌え〜の私です。
ちょっと大きくなった神木隆之介くんが超あいのりのISSYに似てます。どっちも好きです。
映画の公式サイト
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ブログに映画に関連する記事を投稿するとオリジナルグッズをプレゼント!詳しくはコチラ
2007年07月12日
重松清「その日の前に」
「合う」作家が現れると、同じ作家のばかり読む傾向があります。
今はまさに重松清がそう。
この「その日の前に」は、去り行く人、残される人が描かれた短編集。
「カシオペアの丘で」を読んだ時も思ったけど、その描写力というか詳しすぎる記述は、重松さんは近親者を癌で亡くしたことがあるのかな〜と思う。
経験がなくても書けるのかもしれないけど。
そんなわけで、これまた電車の中で、目に涙を浮かべながら、最後の二つは家で泣きながら読みました。
でも、なんでそんなのを読むのか。
やっぱり少し優しくなりたいからかな〜と思ったり。
ちょっと尻切れトンボ。(1個前の「14歳」もすげー途中ですが、ほんとそんな感想。。)
今はまさに重松清がそう。
この「その日の前に」は、去り行く人、残される人が描かれた短編集。
「カシオペアの丘で」を読んだ時も思ったけど、その描写力というか詳しすぎる記述は、重松さんは近親者を癌で亡くしたことがあるのかな〜と思う。
経験がなくても書けるのかもしれないけど。
そんなわけで、これまた電車の中で、目に涙を浮かべながら、最後の二つは家で泣きながら読みました。
でも、なんでそんなのを読むのか。
やっぱり少し優しくなりたいからかな〜と思ったり。
ちょっと尻切れトンボ。(1個前の「14歳」もすげー途中ですが、ほんとそんな感想。。)
2007年07月09日
千原ジュニア「14歳」
タレント本にありがちで、字のポイントが気持ち大きく、行間も広いのであっという間に読めた。
センテンスが短くて、散文詩のよう。
14歳、自室に引きこもり、部屋の内と外に鍵をつけ、外に出るときもパジャマ。
自分を理解してもらうための言葉がうまく出ないかわりに壁に穴を開ける。
彼にはおばあちゃんとおにいちゃんがいたから、早めに部屋からでることが出来た。
センテンスが短くて、散文詩のよう。
14歳、自室に引きこもり、部屋の内と外に鍵をつけ、外に出るときもパジャマ。
自分を理解してもらうための言葉がうまく出ないかわりに壁に穴を開ける。
彼にはおばあちゃんとおにいちゃんがいたから、早めに部屋からでることが出来た。
東野圭吾「夜明けの街で」
帯に「東野圭吾の新境地にして最高傑作」とかあるので買ってしまった。
一行目の
「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。」
にちょっと不安も覚えたけど。あ、ある意味予感的中。
ほんとに馬鹿な主人公だった。
やはりドラマでも漫画でも、主人公に魅力がないと読めない。ただ、最後まで読めたのは、途中にミステリー要素が入ったから。
そうでなかったら、「何言ってんの?」て感じで、途中で読まなくなっていたかも。
世の不倫している男の馬鹿さ、ずるさ、気持ち悪さは出ていたので、ある意味リアルなのかも?
作中に、横浜を舞台にした不倫のドラマが出てくるのだけど(サザンが主題歌を歌った)、そのドラマもサザンの歌も不倫を盛り上げる要素バリバリで、それにうっとりするシーンとか、「うわっ!!!」って感じ。
でも、相手の秋葉がリアルじゃない。ま、小説だし。東野さんの小説の女の人はわりとこんな感じかもだし。(男のロマン入ってるというか)
おまけのお友達・新谷くんの話こそ、ホラーです。
そのドラマはこれ
私は割りと好きです。ちなみに不倫が成就します。(あ、あれ?これってネタバレ?)
サザンの歌はこれ
一行目の
「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。」
にちょっと不安も覚えたけど。あ、ある意味予感的中。
ほんとに馬鹿な主人公だった。
やはりドラマでも漫画でも、主人公に魅力がないと読めない。ただ、最後まで読めたのは、途中にミステリー要素が入ったから。
そうでなかったら、「何言ってんの?」て感じで、途中で読まなくなっていたかも。
世の不倫している男の馬鹿さ、ずるさ、気持ち悪さは出ていたので、ある意味リアルなのかも?
作中に、横浜を舞台にした不倫のドラマが出てくるのだけど(サザンが主題歌を歌った)、そのドラマもサザンの歌も不倫を盛り上げる要素バリバリで、それにうっとりするシーンとか、「うわっ!!!」って感じ。
でも、相手の秋葉がリアルじゃない。ま、小説だし。東野さんの小説の女の人はわりとこんな感じかもだし。(男のロマン入ってるというか)
おまけのお友達・新谷くんの話こそ、ホラーです。
そのドラマはこれ
私は割りと好きです。ちなみに不倫が成就します。(あ、あれ?これってネタバレ?)
サザンの歌はこれ
2007年07月02日
重松清「カシオペアの丘で」
冒頭で、小学4年生の男の子3人と女の子1人が星を見にいく。なぜかそのシーンから泣けた。
ここんところ、仕事がモーレツ(死語)に忙しくて、帰りの電車の気分転換に読んでいた。(行きは寝てます。)
電車の中じゃなかったら、もっとポロポロ泣いていたかも。最近、涙腺が弱いです。でも、そんな感じが、いろいろ浄化できる感じがしてちょうど良かった。
重松さんは、「疾走」「流星ワゴン」に続いて3作目。「流星ワゴン」は、正直そんなに好きではない。(主人公が好きになれなかったせいかも。妙にねちっこい性描写とかがなんかイヤ。橋本さん親子は好き。)
でも、この3作品、どこか共通項がある。(前2作だけだと、そうでもないけど)
「疾走」とかぶるのは「絶望」と「つながり」で、「流星ワゴン」とかぶるのは、「親子」(特に父と子)と「死」。「カシオペアの丘」だけだと「赦し」。
こう書くと、暗い話みたいだけど、全編優しいし暖かいです。
それにしても、重松さんはきっと超いいお父さんに違いない。私の仲で超いいお父さんは、藤子・F・不二雄だったけど(昔読んだ雑relaxか何かドラえもん特集)で娘さんたちのインタビューがとてもよかったせい。)、その次ぐらい。
ここんところ、仕事がモーレツ(死語)に忙しくて、帰りの電車の気分転換に読んでいた。(行きは寝てます。)
電車の中じゃなかったら、もっとポロポロ泣いていたかも。最近、涙腺が弱いです。でも、そんな感じが、いろいろ浄化できる感じがしてちょうど良かった。
重松さんは、「疾走」「流星ワゴン」に続いて3作目。「流星ワゴン」は、正直そんなに好きではない。(主人公が好きになれなかったせいかも。妙にねちっこい性描写とかがなんかイヤ。橋本さん親子は好き。)
でも、この3作品、どこか共通項がある。(前2作だけだと、そうでもないけど)
「疾走」とかぶるのは「絶望」と「つながり」で、「流星ワゴン」とかぶるのは、「親子」(特に父と子)と「死」。「カシオペアの丘」だけだと「赦し」。
こう書くと、暗い話みたいだけど、全編優しいし暖かいです。
それにしても、重松さんはきっと超いいお父さんに違いない。私の仲で超いいお父さんは、藤子・F・不二雄だったけど(昔読んだ雑relaxか何かドラえもん特集)で娘さんたちのインタビューがとてもよかったせい。)、その次ぐらい。






